相談の流れ

カウンセリングの流れを簡単に説明します。電話受付に始まり、インテーク面接、4回のカウンセリング、フォローアップ面接、という流れになっています。回数が制限された短期集中型カウンセリングですが、相談者のニーズに応じて、少しだけ回数を増やすことも可能ですし、場合によっては減らすことも可能です。

電話受付

のっぽろカウンセリング研究室の留守番電話(011-398-3235)に、お名前と電話番号を入れてください。また、電話に出やすい曜日と時間も入れてください。必ずしもご希望の時間帯にかけられないかもしれませんが、後日こちらから連絡いたします。

電話での聴取

短時間ですが、どのようなお悩みなのか、電話で少しだけお話を聞かせていただきます。お話を聞いた結果、この段階でお引き受けできない場合もあります。お引き受けできると判断された場合、初回の面接に来ていただく日時を決めます。

また、来談する前に簡単な質問票にご回答いただくために、資料を郵送するご住所をおうかがいします。質問票に回答して、初回のインテーク面接の際にご持参ください。

初回のインテーク面接

最初の面接です。どんなことでお困りなのか、詳しいお話を聞かせていただきます。最大で2~3時間まで時間を取りますので、自分のペースでじっくりとお話し下さい。詳しくお話を聞いた結果、お引き受けできない場合もあります。お引き受けできると判断されると、次回からカウンセリングが開始されます。

1回目のセッション

別途に心理検査を行うのですが、その結果から知りたいことを話し合います。自分のことで気になっていること、知りたいことをいくつかお話し下さい。2~3個くらいがよいと思います。

たとえば、「どうして自分は○○なのかな」「自分が○○なのはどうしてなのかな」「人から○○と言われるけど、そうかな」「気分が沈んでいる。心理テストでは客観的にどの程度なのかな」といった感じです。

最大で2時間まで時間を取りますので、その他に気がかりなことがあれば、じっくりとお話を聞くこともできます。

2回目のセッション

心理検査の結果を話し合います。これは、あなたが自分自身について理解を深めるために行われます。私はそのお手伝いをさせていただきます。私がお話することに対して、積極的に意見や感想をお話し下さい。もしも時間が足りない場合には、もう一回時間を取って話し合いがもたれます。

最大で2時間まで時間を取りますので、その他に気がかりなことがあれば、じっくりとお話を聞くこともできます。

3回目のセッション

最初のインテーク面接のビデオを二人で視聴します。私とあなたが話しあっている場面の映像を見て、どんな感じがしたのか感想などを話し合います。他人の目に映る自分の姿をVTRで見ることによって、いろいろなことに気がついたり、学んだりすることが目的です。

最大で2時間まで時間を取りますので、その他に気がかりなことがあれば、じっくりとお話を聞くこともできます。

4回目のセッション

あなたの書いたお手紙をここで開封します(手紙については「カウンセリングのメニュー」をご覧ください)。4~5通書いたことになるはずです。私も同じようにして4~5通書いています。お互いに自分の手紙を読み上げて、あなたにとって、そして私にとって、これまでのカウンセリングがどんな体験であったのか振り返ります。

最大で二時間まで時間を取りますので、その他に気がかりなことがあれば、じっくりとお話を聞くこともできます。

一応これが最終セッションということになりますが、一か月後にフォローアップの意味でもう一度お会いすることになります。

最後のフォローアップ面接

最後の面接になります。いま現在どのように生活されているのか、はじめて相談に訪れたときのお悩みはいまどうなっているのか、様々なことを聞かせていただきます。最大で2時間まで時間を取ります。

今回で終了となります。時間制限のカウンセリングですから、継続カウンセリングへの移行はありません。この時点でカウンセリングが必要な方は、ご自分で他の相談機関を探していただくか、一緒に探すことになると思います。特定の機関をご紹介することは致しません。

継続カウンセリングへの移行はありませんが、数カ月経過した時点で、単発のカウンセリングをお受けすることは可能です。やはり無料ですから、遠慮なくお申し付けください。

レポートの郵送

フォローアップ終了後、リサーチのために複数回実施した心理検査のレポートをまとめて、ご自宅に郵送いたします。パーソナリティのどの部分が、どのように変化したのか、あるいは変化しなかったのか、グラフと文章でお伝えいたします。レポートをお読みになりましたら、必ず感想を書いてお手紙してください。